遠投カゴサビキ。その1

シーズンは終了しましたが、次回のために纏めておきます。今回はパート5まで(たぶん)。費用総額は1万円程度を目安としました。まあ、安くてダメって事はないのですが、ある程度の釣果を求めるならこの位は必要かなと云う感じです。釣具店のセット物でも、\3,000〜\5,000位はしますから、1万円なら許容範囲かと。
1.ロッド&リール
2.仕掛け
3.その他の道具
4.コマセの作り方
5.釣り方
遠投カゴサビキで狙えるターゲットは、アジ・サバ・ソーダカツオ・ワカシ(イナダ)です。釣期は、東扇島・西公園の場合、9月上旬から11月下旬まで。同じ東京湾でも大黒・本牧から横須賀辺りだともう少し期間が長いようです。ただ、年によっても当たり・外れがある様で、釣果情報の収集は必須です。大黒・本牧は公式サイトから、横須賀・うみかぜ公園は上州屋・横須賀店のサイトから情報収集ができます。
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さて、その1として、まずはロッドとリールを選んでみましょう。遠投カゴサビキでは、磯竿・遠投用と云うのを使用します。普通の磯竿3号以上でもカゴ仕掛を飛ばせないことはないですが、遠投用で無い場合、かなり柔らかいので遠投磯竿に比べると仕掛が飛びません。ある程度、竿の胴が硬くないと飛びが悪くなります。
硬いのが良いのか?となると投げ竿がありますが、これは20号から30号の重いオモリを飛ばす様に、かなり硬くなっています。カゴ仕掛には、そこまでの重量がありませんので、これまた飛ばないのです。更に、竿が硬すぎるので、魚とのやり取り時にばらしてしまう確立が高くなります。キスやカレイなどをターゲットとした投げ竿では、魚とのやり取りはあまり考えられていないのです。
では、実際にどの様なロッドとリールが良いのか。仕掛・その他で\2,000〜\3,000程度かかる事を考えると、ロッド&リールは\7,000〜\8,000までです。色々、調べてみた処、価格・性能を考えると、PROXのが良い様です。
プロックス(PROX) グラヴィス磯 FE 3-54遠投 \5,290 (naturum価格)
プロックス(PROX) GT-S 4000 \2,980 (FTO価格)
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3-450遠投ってのもあるようですが、取り回しがちと面倒にはなりますが、長いほうが飛びますので、ここは540としておきます。
リールには3〜4号のナイロン糸を巻きましょう。ウキフカセでは無いので、ラインメンディングは考えない為、安い糸(300mで\300〜\500とか)でかまいません。飛びを考えるとPEラインなのですが、PEラインは高いし、ガイドに絡みやすいので、却下します。ちょっと余裕があるなら、専用の磯投げ用ラインを巻くと吉です。
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お金に余裕がある人は以下の構成がお勧めです。大きめのイナダでも余裕で揚げることができます。もっと余裕がある人はBULL’S EYE遠投とか、BB-X SPECIALでも買って下さいw。
SHIMANO 磯 遠投 EV 3-520PTS \16,311 (GIANT・草加店)
パワーエアロ スイングキャスト 標準仕様 \17,350 (GIANT・草加店)
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私の装備。30m〜40m:浜島XT+BB-X XT 3000、40m〜50m:磯 遠投EV 3-520PTS・POWER AERO 5、50m〜:磯 遠投EV 4-520PTS+POWER AERO SWINGCAST XT SDとしています。
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