メジナ釣り。その5

いよいよ実釣です。釣り方と云っても特別な事はありません(たぶん)。購入した仕掛けをセットし、餌を付け、海に投入するのですが、以下の点に注意しましょう。
まずは、ポイント。これが一番重要です。良いポイントに入れれば、タナや時間等関係なくいきなり釣れることもあります。堤防や釣り公園で狙うところは、テトラ帯、沈み根がある処、岸壁際の3つ位しかありません。
テトラ帯は、テトラ際や、タナを浅くしてテトラの上を狙います。テトラは海上に出ている処だけでなく、海に沈んでいる部分があります。大抵、海に出ている処の近辺で、潮が引くと確認できるので、わかりやすいと思います。ただし、際も上も根掛かり必死なので、タナにはくれぐれも注意してください。
西公園のテトラ帯。干潮時は見えますが、満潮になると見えません。この上もポイントです。
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沈み根。釣り公園のポイント図に書いてあれば良いのですが、普通、海に沈んでいるのでわかりません。廻りの釣人をみて、たまーに根魚(メバル・カサゴ等)が釣れているのを見かければ、底に根があります。根があるとメジナ君が居る確率も高いです。基本、メジナ君も根魚ですから。西公園の場合、中央よりちょっと先の処に沈み根が密集している処があります。
岸壁際。これも根の一種になります。お魚さんは隠れる処(テトラ・沈み根)や泳ぐ目標(岸壁)となるものが無いとダメなのです。岸壁際はチヌどんが回遊する目印にもなりますので、こちらも期待できます。
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次に潮流れ。どんなお魚さんもそうなんですが、潮が流れないと釣れてくれません。満潮前後や、干潮前後は潮が流れ難くなるので、その間(1〜2時間程)は期待できません。きちんと潮汐表を観て、時間を確認しましょう。
潮汐表は釣具店に売ってあったり、インターネットで検索できます。また、i-アプリで携帯潮汐表と云うのもありますので、ダウンロードするのも便利です。
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最後にタナ。西公園では基本3mとなります。これから上下1mが有効射程範囲??です。干満の状態や、ポイントまでの深さにより、2m〜4mを探ります。他の堤防や釣り公園では、釣れている人に聞くことがてっとり早いです。
ただ、コマセを使用するとメジナ君の活性があがり、タナが極端に浅くなる場合があります。この時は、1m〜2mで喰ってきますので、数釣りのチャンスです。
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以上、ここまで読めば何とか釣れるでしょう(??)。その5で終了する予定でしたが、釣果を伸ばすために、その6をやる予定です。